エンジニアであれば、他の一般職の人と比べて多くの工学的なスキルを持っています。専門職であるため、他の職種の人には担当できない仕事をすることが多いです。一昔前はいろいろな物を作るエンジニアが多かったのですが、今ではその傾向が変わってきました。多くの技術者が物を作る以外の目的で雇われるようになりました。

最も多いのは各企業の監査部門です。最近はいろいろな企業で多くの流出事件が起こり、世間を賑わせています。そういう事態になると各企業の損失はとても大きいものになります。そのため、エンジニアはその技術を駆使して、いろいろなチェックを行うのです。

例えば、LANを構築するのも技術者ですが、その運用を監視するのも技術者というわけです。エンジニアの新しい仕事として監査は重要なものになりつつあります。ネットワークを監視して、不正なアクセスやウィルスの混入を防ぐことに持っている技術を活用するのです。そういった技術を持つのは用意ではありません。

普通に業務をしているだけでは身に付けることはできません。そのため、研修などで学ぶ必要があります。現在は各企業はそういう人材の育成に力を入れているので、希望を出せば研修参加の許可をもらえる可能性は高いです。技術を積んで、リーダー格の技師になり、監査チームを任されるようになると一人前です。

セキュリティの向上を最大の目標に取り組む人が多いです。なぜなら、それがしっかりしていないと社内の多くのシステムがダウンしてしまうからです。